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食の安全はおびやかされているか?

*食の安全はおびやかされていません!

近年、とりわけ2007年からは
「食の安全が脅かされている」
「食品への不安が高まっている」

といった言葉が毎日のように聞かれるようになりました。
しかし、この“常識”にしても、大きな誤解があります。

安全がおびやかされているということは、少なくとも以前より危険になったということでしょう。
しかし、日本では以前のほうがに大量の死者を出す食中毒事件が起こっていました。

また、輸入食品への検査基準値も過去数年間で、大幅に厳しいものとなりました。
5年前までは、現在の違反値の数十倍でも輸入されていましたし、検査自体やっていないものも多かったのです。

2007年、中国産うなぎから検出されて大問題になったマラカイトグリーンは、以前日本のサケマスの養殖に普通に使用されていたものです。

中国から食品は30年以上、輸入されてきて、
食べ続けているのに、一般的に日本人は高齢者にいたるまで健康です。
平成18年簡易生命表によると、
女性の平均寿命が85.81歳、男性が約79.00歳と毎年伸び続け、日本は
世界一の長寿国。


過去に発生した大規模な食中毒被害をみてみましょう。

その代表的例が
1955年「森永ヒ素ミルク中毒事件」
粉ミルク中に含まれていたヒ素により、1万3千人以上の乳児が神経障害、
臓器障害を受け、確認されているだけでも130人以上が死亡しました。

1968年「カネミ油症事件」
食用油にポリ塩化ビフェニエル(PCB)が混入したことによって、それを摂取した
人々に、皮膚病や手足のしびれなどの健康被害が起きました。
約1万4千人が被害を訴え、認定患者は2006年末で1900名あまり。

1950年代から60年代に起こったイタイイタイ病や水俣病は、それぞれ汚染された米や魚介類の摂取による大規模な被害でした。

1984年「ボツリヌス菌中毒事件」では、熊本県で製造された辛子レンコン
によって、36人が被害を受け、うち11名が死亡しました。

過去20年でいうと、このような事件は非常にまれで、唯一の大規模な事件が
2000年に起こった「雪印集団食中毒事件」です。
表2
以上のようにどこをどう見ても、「食の安全が脅かされている」のではなく、
「食の安全が高まっている」ということがいえます。

脅かされているのは「食の安全」ではなく、「日本人の心」なのだと思います。
おどかされると、すぐにビクつく、逆に良いと言われると、すぐに飛びつく。
そんな周りに流されやすい精神状態が健全であるはずがありません。

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